昨日の長浜ホールの午後のひと時は、
管楽五重奏による
アンサンブルシュペートレーゼの第17回定期演奏会が開催されました。
いつもはゆっくりホールでコンサートを聴く事はできませんが、仕事が休みだった為、ホールに入って、生の演奏を聴かせて頂きました。
私が聴いたのは後半で、一曲目が、オランダの作曲家ユリアーン アンドリーセンのSciarada Spagnuola です。
クラシックにうとい私にとっては、まるで不思議の国のアリスの世界に迷い込んだような、不思議なメロディの曲でした。
バスーンの石橋さんの解説によると、このなかで、ワルツの章がありますが、ワルツでダンスを踊ると、かなり軽快なステップを踏むことになり、長いドレスのすそが、少し上がってしまうという、当時では一寸進歩的な曲だそうです。
これが、真実か、石橋さん流のジョークかは定かではありませんが・・
二曲目は、イベールの三つの小品です。
かなり軽快なテンポのメロディでしたが、第2章節のAndanteでは、フルートのソロから始まって、クラリネット・オーボエと続いていくのですが、管楽器の響きが、ホールにとても心地よく響きわたっていました。
やはり、ホールの中で生の音を聴くのは気持ちのよいもですね。
アンコール曲は、皆さんよくご存知のチャイコフスキーのくるみ割り人形から、金平糖の踊りとヨハンシュトラウスのピチカートポルカ他でした。
石橋さんの温かくてユーモラスなトークに癒やされ、贅沢な時間を過ごせました。
定員100名ほどの小ホールですが、楽器の音がとても気持ちよく響きわたり、演奏者がとても近くに感じられるアットホームなコンサートでした。
投稿者 angel
0 件のコメント:
コメントを投稿